浅草観音うら一葉桜まつり2018　花魁道中

 吉原の華やかさを伝える花魁道中。

かつて吉原遊郭は、夢の場所であり、流行の発信地でした。庶民は女性でも読み本や浮世絵を通じ、その流行を取り入れていました。そんな古の華やかさを彷彿とさせるのが、例年、4月に催される「江戸吉原 花魁道中 浅草観音うら 一葉桜まつり」。但し、当時であっても遊郭は、お金で買われた女性が働く『苦界』であったことは忘れてはいけません。そして、現在も吉原は、様々な事情を抱えた女性たちの苦界なのです。

 素人カメラマンが多過ぎる。

この年は、初見だったこともあり、カメラを持って見物に行きました。しかし、ずっと陣取っていた場所は、ベテラン老人カメラマンらに割り込まれ、仕方なく場所を変えました。また、ステージで行われる演目は、自撮り棒でカメラを高くかざした人々で見ることもできませんでした。私が再びカメラを向けることがあるかどうかは分かりません。